ツインソウル=双子の魂。
イザヤとの対話による、双子の魂についてのお話しです。
以下、引用です。
https://www.uv.es/vguillem/Tamashii_no_Housoku.pdf
*人間関係と「愛の法則」*
愛についての話で思い出したのですが、僕たちには全員双子の魂がい
るのだと言われましたよね。
その通りだ。
*双子の魂は存在するのですね。
そういうことだ。
*想像の世界の中の幻想で、ロマンチックな夢とばかり思っていました。
そうではなく、実在するのだ。ただ、君たちが想像する通りだとは限
らない。
*それでは、双子の魂とはどういうものですか。
お互いを補い合える、100%似通った魂のことだ。双子の魂は、愛で
結びつくように創造され、完全に幸せになるためには、お互いを必要と
し合うのだ。
*各人の双子の魂は一つだけですか、それとも複数存在するのですか。
とても似通った魂は複数あり得るが、100%類似するたった一つのも
のだけが、双子の魂だ。
*双子の魂は、どういう目的で創造されるのですか。
誰もが絶対に、孤独を感じることのないように。自己覚醒を促し、愛
の道を歩むよう突き動かしてくれる自分と同じ存在がいるためだ。双子
の魂は、君の理想のパートナーで、永遠の伴侶だ。
*それは、双子の魂は一緒になるために同時に生まれ変わる、という意
味ですか。
多くの場合にそうだが、いつもそうとは限らない。魂の発達に求めら
れることによる。たとえば、自己の意志力を発展させて相手に依存しな
いようになるために、独りで物事を経験しなければならない場合も時に
はある。
*一緒に転生する場合には、カップルとして暮らすためにそうするので
すか。
それは理想的な状況で、多くの場合にそうなるように転生が準備され
るのだが、必ずしもそうなるとは限らない。また一緒に転生しても、カ
ップルとしてではなく、身近な家族や別の関係に生まれ変わることもあ
る。
魂の成長のために要請されることや、魂自身の選択にもよる。転生し
た後で、一緒にならない選択をする可能性もあるのだ。
*では、今生で関わる人たちが選ばれるのは、転生前の決定なのですか、
それとも生まれ変わってから決めるのでしょうか。
家族構成や特定の友人や将来のパートナーなど、一番身近な人間関係
は、転生以前に話し合われる。これに関しては、生まれ変わる魂たちの
間で、それぞれの使命や試練においてお互いに助け合う約束がなされる。
たとえば、将来生まれ変わって来る子どもに対して親になる約束をする
ことなどだ。ただ、その約束がのちに果たされるかどうかは別物だ。
*転生以前の約束は、大抵守られるのですか。つまり、ある人とカップ
ルになる約束をしたのに、のちに生まれ変わってから、違う人を相手に
選んでしまったり、ある夫婦が二人の子どもを持つ約束をしていたのに、
一人しか、あるいは一人も生まなかったということもあり得るのですか。
君たちの世界ではごく頻繁に、転生以前の約束が破られている。
*約束が破られてしまう原因は何でしょう。
通常は、本人自身の欠点である我欲に身を委ねてしまい、頭で決断を
下すからだ。頭は、君たちの住む物質界のありさまに多大に影響されて
いる。物質の獲得にのみ努力すること(消費主義)や、物質的な悦びを
味わうこと(快楽主義)にだけ焦点を当てた生活へと誘導され、自分の
志や霊的な約束を忘れてしまうのだ。
*魂は転生以前のことを全く覚えていないのに、転生してから、生まれ
る前の霊的な約束がどんなものだったのかを、どうやって知ることがで
きるのですか。
霊的な直感に従えばいいのだ。人は、心で感じた通りにする時には、
どの道を選ぶべきか察している内面の声に従っているのだ。そして、当
初の目的を果たしていくにつれて、もっと幸せになり、さらに自信がつ
いて落ち着いて、人生での次の目標が明らかになってくる。
心の声に耳を貸さなければ、頭脳のみに導かれるが、頭脳は感情とは
異なり、純粋に物質的な目的を追うように仕向けるので、人は虚無感を
覚え、自分自身と折り合いがつかず、不満足で自信がなく、人生に意義
を見出せないのだ。
*具体的なケースで説明下さいますか。
生まれる前にカップルになる合意があった二つの双子の魂が、今生で
出会ったとしてみよう。双方の魂はお互いを認識し、両者に愛情が芽生
えたとする。しかし、一方がひどく自我に洗脳されていて、今生での決
定を下す際に、その我欲のままになったとしよう。
我欲は頭の中で、物的に不利な状況を悪影響を与えるために利用し、
あらゆる方法で感情を無視させようとする。
「いい相手じゃない、お金がない、学歴がない、社会層が違う、肉体的
魅力がない、家族は反対するだろうし面倒はご免だ、遠くに住んでいる、
これこれしかじかの人ではない」などと。
こうして、本物の感情を味わって、真の幸福の一端を共に経験できる
霊的に似た人と暮らす機会が現れたというのに、その機会を見送って、
気持ちに反した選択をして、双子の魂との転生以前の約束を破ってしま
うのだ。
我欲の言いなりになると、自分の気持ちには従わず、知的・物的な期
待に沿って相手を選ぶことだろう。こうして、肉体的にもっと魅力的な
人やもっとちやほやしてくれる人、もっと経済力がある人など、別の人
を優先し、表面的にはもっと刺激的な生活や安楽な生活を送るだろうが、
感情的には虚しいのだ。
*本当に約束を果たそうとする人たちはどうなるのですか。たとえば、
前のケースで拒絶されてしまった人は、どうなるのですか。
Bプラン、つまり代替計画は常に存在する。霊的なガイド役たちは各
人の能力を把握し、その限界が分かっているのだ。霊的にはそれほど類
似していなくても、我欲のためにではなく、感情のために努力する気の
ある別の人と人生をやり直すことが可能だ。
*それでは、たとえば、未来の両親がもう転生していて、彼らが打ち合
わせとは違う選択をしてしまって、それぞれが別の配偶者を見つけて最
終的に一緒にならなかったとしたら、二人の子どもになろうと決めてい
た魂はどうなるのですか。生まれ変わるのを止めるのですか。
眠っている間に、魂はほぼ毎晩霊界に戻っているので、転生していて
も、霊的世界から切り離されてはいない。他の魂が関わることは、その
状態にいる時に決めることができる。
たとえば、最初に準備した計画とは異なるものの、将来子どもになる
筈だった魂と、かつての約束を再考することもできる。両親になる予定
だったどちらの親も引き受けない場合には、その魂が子どもとして生ま
れ変わることに同意してくれる、似た特徴を持ったカップルを代わりに
探す。
ガイド役たちは、生まれ変わった後で人間が考えを変えやすいことを
知っているので、進化の代替プランを数多く用意してくれている。こう
して、選ばれた環境が、転生前の計画からどんなにかけ離れてしまって
いても、進化のための選択肢が残るように努めてくれているのだ。最初
に描いた「ルート」から逸れてしまったら、自分が選んだ道から新たな
「ルート」を再検索するのだが、目的地は同じである。
*約束を果たさなかったことは、魂に影響しますか。
一見すれば、その人が幸福への最短距離から逸れてしまったかのごと
く、否定的なことに思えるだろう。しかし、好きな時に考えを変える自
由も、味わってみなければ自覚できない状況を経験することも、自由意
志の一部なのだ。
それに、ある方法で学ばないことは、別の方法で学べるのだ。同じ場
所に行き着く道は色々あって、それぞれが異なる選択肢だが、体験する
ことと学ぶことは同じなのだ。
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